1: 風吹けば名無し 2020/09/03(木) 07:48:27.68 ID:xwIyIr050
もう、意味が分からない。逆転Vを目指すDeNAのラミレス監督が2日の巨人戦で不可解な采配を見せた。
最初の謎が提示されたのは試合前だった。なんと発表された3日の予告先発はセットアッパーのパットン。米大リーグでの3年間に先発経験はなく、日本球界でも4年目にして初めてだ。今季のラミレス監督は中川や武藤、伊勢といった中継ぎ投手を「オープナー」として起用しているが、この日の投手起用でさらに謎が深まった。1―3の6回に先発要員のピープルズが中継ぎとしてマウンドに上がったのだ。
同投手は8月20日の広島戦で5回を1失点に抑えて来日初勝利。中7日で臨んだ同28日のヤクルト戦でも6回無失点で2連勝を飾った。そこから中4日での救援登板。これには日本テレビ系列の試合中継で解説を務めていた前DeNA監督・中畑清氏も「そのへんが分からない…。(パットンを先発させるなら)ピープルズでいけばいいのに」と驚きを隠せない様子だった。ピープルズに巨人戦での登板経験はなく、巨人が「初物に弱い」と言われていることを考えればなおさら謎だ。
3連敗で首位巨人に7・5ゲーム差と水をあけられたとはいえ、ラミレス監督も逆転Vを諦めたわけではないだろう。現在はエース・今永と平良の左右二枚看板が故障離脱中。あの手この手でチーム浮上のきっかけをつくろうと模索しているのは分からなくもないが、チーム周辺からも戸惑いの声は漏れ伝わってくる。
「イチかバチかではないが、こうした奇策がカンフル剤となれば」と前向きに捉える向きもあるとはいえ「投手陣は負担が増大してしまうのではないか」と不安を募らせる声も少なからずある。
この2試合は相手先発投手の出来が良かったとするラミレス監督は「同じ投手が投げるわけではない。違うメンタルで臨み、先に主導権を握る」と力強く話したが、謎は深まるばかりだ。
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