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1: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:24:29.84 ID:WkfZs8lJa
プロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、20日のシーズン開幕は延期となったが、選手たちはそれぞれの立場で飛躍を目指して練習に励んでいる。
各チームには、ブレイクが期待される選手がいるものだが、なかにはそんな期待に応えられず、周囲をやきもきさせる選手が少なからずいる。
今回はブレイクし切れない選手たちを探してみよう。
2: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:25:14.12 ID:WkfZs8lJa
まずは誰もが期待する、ドラフト1位選手。ポテンシャルの高さを期待されて入団しながら、今ひとつ結果を残せていない選手がいる。
2016年巨人ドラフト1位の吉川尚輝は、中京学院大の先輩である菊池涼介(広島)に勝るとも劣らない内野手として、チームに長年不在だったセカンドのレギュラーに期待されたが、コンディション不良で一軍定着さえままならない状況だ。
プロ2年目の2018年に「2番・セカンド」で開幕スタメンを勝ち取り、7月から8月にかけて18試合連続安打を記録するなど、月間打率.386とブレイクの兆しを見せたが、8月1日の試合中にヘッドスライディングで左手を骨折し、残りのシーズンを棒に振った。
昨季も持病の腰痛が悪化してわずか11試合の出場に終わるなど、ケガとの戦いを強いられている。
吉川と同年にドラフト1位でロッテに入団した佐々木千隼も、高い期待を裏切っている1人だ。
新人王候補最有力との触れ込みでルーキーイヤーは開幕から先発ローテに入り、プロ初登板、初先発で初勝利と華々しいスタートを切ったが、その後は4連敗を喫するなど勝ち星が伸びず、4勝で1年目を終えた。
2年目は右ひじ痛を発症して一軍未登板に終わり、手術から復帰した昨季は7月に一軍に復帰したが、7試合の登板で2勝に終わっている。
3: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:25:38.34 ID:WkfZs8lJa
吉川と佐々木は故障に泣かされたケースだが、ドラ1入団から4年間、毎年2ケタ試合数に先発しながら、勝ち星が伸びないのがヤクルトの原樹理だ。
原は1年目が13試合で2勝8敗、リリーフにも回った2年目は26試合で3勝11敗と大きく負け越したが、結果が出なくても使い続ける首脳陣の期待の高さを感じさせた。
3年目はプロ初完封勝利をマークするなど、30試合で6勝7敗、防御率3.09と自己ベストを更新。昨季は開幕3試合で2勝を挙げ、いよいよエース候補が開花したと思われたが、その後は不振で打ち込まれる試合が続いた。
6月頭にチームの16連敗を止める1勝はあったが、同月中旬に登録抹消となり、そのままシーズンを終えた。
4: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:26:03.44 ID:WkfZs8lJa
甲子園を沸かせたスター選手にも、少なからずブレイクし切れない選手は存在する。
2013年春の甲子園で決勝までの5試合772球を投げ、済美高を準優勝に導いた安樂智大は、高卒1年目から先発デビューを果たし、初勝利もマークした。
2年目は15試合に登板して3勝(5敗)を挙げ、エースへの階段を登り始めたと思われたが、度重なる故障もあり、2017年からの3年間で1勝のみに終わっている。
2015年夏の甲子園で優勝投手となった中日の小笠原慎之介は、高卒1年目から一軍デビューを果たし、9月の巨人戦でプロ初勝利を記録するなど、15試合で2勝(6敗)を挙げた。
オフに左ひじ遊離軟骨除去手術を受けて臨んだ2年目は22試合に登板して5勝と勝ち星を伸ばし、2018年は開幕投手に抜擢されたが、シーズン中に左ひじの違和感で離脱して5勝止まりに終わった。
昨季は登板数も7試合とプロ入り後最少に終わったが、プロ初勝利、初完投、初完封がいずれも巨人戦という“Gキラー”の本格化が待たれる。
5: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:26:37.72 ID:WkfZs8lJa
野手では、仙台育英高で夏の甲子園準優勝に輝いたロッテの平沢大河も、ブレイクし切れない選手の一人だ。
1年目の春季キャンプから一軍に抜擢され、開幕スタメン候補に名前が挙がるほど期待は高かった。
5月に一軍初出場を果たし、23試合に出場すると、2年目は50試合出場でプロ初本塁打も記録。
3年目は外野でも起用されるなど、112試合に出場して大器がいよいよ本格化の兆しを見せたと思われたが、昨季は故障もあり、51試合出場に終わってプロ初の減俸となったようだ。
阪神の北條史也は、2011年夏から3季連続で甲子園準優勝を記録した光星学院高のメンバー。
清原和博と並ぶ甲子園通算29打点を記録するなど、将来のクリーンアップ候補と期待された。プロ4年目の2016年に初の開幕一軍入りを果たし、122試合に出場して規定打席にはわずかに及ばなかったが、打率.273をマークした。
その後は年齢的に衰えが見えた鳥谷敬に代わる正遊撃手の座を確保すると思われたが、糸原健斗の台頭もあり、出場試合数が100試合に届かないシーズンが続いている。
6: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:27:01.94 ID:WkfZs8lJa
最後にプロ10年目を超えた、いよいよ後が無くなりつつあるブレイクし切れない選手も挙げておこう。
阪神で北條と同じような立ち位置と言えるのが、今季プロ10年目を迎える中谷将大だ。
プロ2年目にフレッシュオールスターでMVPに輝くなど、将来の大砲候補として期待された中谷は、金本知憲前監督の抜擢でプロ6年目の2016年に64試合に出場してプロ初本塁打を放つなど、一軍定着の足掛かりを作った。
翌年にはシーズン序盤から外野のレギュラーとなり、4番起用されるなど133試合出場で20本塁打をマークした。しかし、2018年は低打率でスタメンを外れることが多くなり、昨季はルーキー近本光司の台頭などもあり、出場機会は減る一方だ。
7: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:27:33.86 ID:WkfZs8lJa
昨季、広島から楽天にトレード移籍した福井優也も今年で10年目のシーズンとなる。ルーキーイヤーに8勝を挙げた福井だが、2年目以降は勝ち星が激減。
投手としての能力はメジャーで活躍した黒田博樹も一目置くほどで、2015年には9勝をマークして覚醒の兆しも見せたが、その後は制球難で結果が残せず、初のパ・リーグで期待された昨季も3勝どまりに終わっている。
そして広島と言えば、ここ数年は毎年のようにブレイクの期待を裏切り続けているのが堂林翔太だ。
中京大中京高では夏の甲子園で優勝し、プロ入り後は野手に転向した堂林は、プロ3年目の2012年に当時の野村謙二郎監督の大抜擢を受け、144試合フル出場を果たした。
低反発球が使用されたシーズンにチーム最多の14本塁打をマークし、低迷が続いていた広島でニューヒーロー誕生と期待は高まったが、その年で両リーグワーストの150三振、29失策の弱点が克服できないシーズンが続いている。
三塁のポジションから外野、一塁、二塁も守れるユーティリティーの選手にはなったが、肝心の打撃で結果を残せず、プロ10年目の昨季は自身が一軍定着後、ワーストとなる28試合出場に終わり、今季はいよいよ背水の陣の様相となっている。
9: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:27:51.50 ID:WkfZs8lJa
プロ野球界も新型コロナウイルス騒動の影響で開幕延期などの激震が走り、準備を進めてきた選手たちにとっては例年以上に厳しい1年になるかもしれないが、
彼らにはネガティブなニュースを忘れさせてくれるくらいの大ブレイクを期待したい。
10: 風吹けば名無し 2020/03/19(木) 07:28:00.11 ID:WkfZs8lJa
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