金足農の「2ランスクイズ」をメジャーリーガーが見るとどう思う?
9/3(月) 9:50配信
この夏、春夏連覇を達成した大阪桐蔭とともに大会を盛り上げたのが、準優勝を果たした金足農だ。
6試合すべてに先発し、881球を投げ抜いたエース・吉田輝星(こうせい)の熱投はもちろん、少ないチャンスを確実にものにし、
得点に結びつけていった攻撃陣も見事だった。
■2ランスクイズでサヨナラ負け。近江が悔やむ心のスキに予兆があった
なかでも準々決勝の近江戦でのサヨナラ2ランスクイズは、後世にも語り継がれるであろう「名シーン」となった。
はたして、この「伝説の2ランスクイズ」をメジャーリーガーたちはどう感じたのか。今回、4人の現役メジャーリーガーにこのシーンの動画を見てもらった。はたして彼らの反応は?
2: 名無し 2018/09/03(月) 14:24:35.40 ID:6hqjz8End
■J.T.リアルミュート(マイアミ・マーリンズ/捕手)
―― 2ランスクイズを見て、どう思われましたか。
「ワォ! ホント信じられません。これは勇気が必要なプレーです。なにより、二塁走者に脱帽です。
バントでセカンドから生還するというのは、集中力が最高潮に高まっていないとできません」
―― メジャーであり得るプレーだと思いますか。
「メジャーは無死満塁で、しかも負けている場面でバントというのはあり得ないプレーです。
絶対ヒットで点を取ろうとします。メジャーでバントというのはほとんど見かけなくなりましたし、守備力が高いから2ランスクイズというのはほぼ不可能なプレーだと思います。
(近江は)間違った守備はしていませんが、メジャーの選手だったらもっと送球が速いですから、二塁からホームインはできないと思います」
4: 名無し 2018/09/03(月) 14:25:00.14 ID:6hqjz8End
―― もしあり得るとするなら、二塁ランナーはどの選手ですか。
「足の速さだけでいうと、シアトル・マリナーズのディー・ゴードンか、シンシナティ・レッズのビリー・ハミルトンなら、このプレーは可能かと思います。
しかし、バントを失敗することも想定しながらリードを取らないといけませんので、ホームインできるようなリードはまず無理かなと思います」
―― このプレーを見て、日本に対する興味は沸きましたか。
「日本に行きたくなりました。
野球の視野が広がるかもしれませんし、見たことのないプレーに出会えるかもしれません」
9: 名無し 2018/09/03(月) 14:25:48.03 ID:6hqjz8End
■タイラー・フラワーズ(アトランタ・ブレーブス/捕手)
―― 2ランスクイズを見て、率直な感想を聞かせてください。
「すごいプレーだね! 満塁の場面で、こんなプレーを見たことはありません。いいアイデアだと思いますが、失敗したら一気にチャンスが潰れてしまう可能性がある。
まず打者のバント技術を信用していなかったら無理です。相当アグレッシブなプレーですから、守備側は大変だったと思います。
見たことも経験したこともなかったでしょうし、おそらく想像もしていなかったでしょうね」
14: 名無し 2018/09/03(月) 14:26:29.35 ID:6hqjz8End
―― メジャーであり得るプレーだと思いますか。
「あり得なくはないでしょうが、残念ながらアメリカの野球はバントを重視しているわけではありません。
この高校生(金足農・斎藤璃玖選手)ほど上手にバントするためには、相当な練習が必要です。そして、走者が打者の技術を信頼していないとできないプレーです。
そうした条件がすべて揃えば、メジャーでも可能なプレーだと思います。
しかし守備側の目線で考えれば、非常に守りづらい。キャッチャーとしてできるのは、
バントができない球を投げさせることぐらいですが、満塁ですのでフォアボールにもできない。本当に難しいプレーです。
これをやったのは高校生ですか? 高校生がそこまで考えるのはすごい。
すべての高校生がそこまで細かいことを考えているとは思いませんが、2ランスクイズをやったチームの選手たちは本当に頭がいいと思います」
28: 名無し 2018/09/03(月) 14:29:18.61 ID:6hqjz8End
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