2019年1月2日水曜日

「プロ野球戦力外通告」の“美談”はもはや過去の話!? 安定を求める元プロ野球選手たち

1 砂漠のマスカレード ★ :2019/01/01(火) 08:30:04.22

今年の年の瀬も、再起を目指すプロ野球選手のドキュメンタリー番組がTBS系でオンエアされる。
12月30日23時より放送予定の、『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』である。
プロ野球において「戦力外」を通達された男たちを追うこの番組が定着して久しい。リストラ、左遷、転職……。
この番組の人気の理由は、会社で“正当な評価”を受けていないと感じ、悶々としている世のサラリーマンが自らを投影できるからだろう。

この番組において重要な意味を持つのが、「トライアウト」である。正式には、「12球団合同トライアウト」。
翌シーズンにおける契約がいずれのチームとも結ばれなかった「戦力外」選手に対し、セ・パ12球団が合同で行う一種の入団テストであり、2001年より開始されたシステムである。

「12球団のスカウト、編成担当者が一堂に会するこのトライアウトで、“再起”を懸けた一発勝負に出る。
ヒットを打ったかどうかだけが判断基準ではなく、各球団の担当者が総合的に実力を判断するのですが」(在阪球団スタッフ)

 しかし昨今、このトライアウトを受験する元プロ野球選手たちの考え方に“変化”が生じ始めているという。
「もう一度プロ野球選手として再起を目指したい。何がなんでも!」という、上記特番でも重要なテーマとなっているような思いを秘めた、
現役生活に“執着”する選手が激減しているというのだ。在京球団の職員は、こう首を傾げる。

「ただ“安定志向が高まった”のだと見るべきなのか、あるいは引退後の人生を見据え選手たちの“視野が広がった”と見て喜ぶべきなのか、意見が分かれていますがね」

「会社員になりたい」と考えるイマドキ“戦力外選手”たち
 日本野球機構はこの12月13日、「2018年現役若手プロ野球選手への『セカンドキャリアに関するアンケート』」の結果を発表した。
これは10月、若手選手の教育リーグともいえるフェニックス・リーグの開催中に行われたもので、265人の選手に配布されたもの(回収率95.1%)。
その中に、「引退後、どのような職業をやってみたいですか」の問いがあり、その回答としてトップになったのは、なんと「一般企業の会社員」(15.1%)だったのだ。
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http://dailynewsonline.jp/article/1633624/
2018.12.31 20:05 wezzy

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