2018年12月12日水曜日

広岡達郎「丸のような巨額の複数年契約は間違っている」

転載元: http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1544591864/

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1: 風吹けば名無し 2018/12/12(水) 14:17:44.84 ID:kAzWVDRy01212
 今季FA(フリーエージェント)市場の目玉だった、広島・丸佳浩外野手の巨人移籍が決まった。

 報道によると、出来高払いを含めて5年契約総額30億円超(推定、以下同)で、史上最大級の高額条件だという。
5年ぶりのセ・リーグ優勝をめざして3度目の指揮を執る原辰徳が全権監督としてゲットした大取引だが、巨人がまたも抜群の資金力とブランド力を発揮したマネー戦争に、私は苦虫をかみつぶしている。

 私が「間違っている」と思うのは、巨額の複数年契約である。

 選手の立場に立てば、高額で1年でも長い複数年契約がありがたいのは、私も選手出身だからよくわかる。

 しかしプロ野球本来の姿としては、複数年契約はやめるべきだ。すべて1年契約がいい。年間4億、5億の給料が、働く前から4年も5年も保証されたら、選手は1年契約のような緊張感を維持できるのか。将来が好条件で保証されたら気が緩み、安心するのが人間である。

2: 風吹けば名無し 2018/12/12(水) 14:18:25.86 ID:kAzWVDRy01212
 そして複数年契約をやめられないなら、「5年間は身分を保証するが、各年の年俸に見合う働きができなかったら翌年は減俸する。
そのかわり、契約以上の活躍をしたら翌年は8億円でも10億円でも出す」というように、「1年契約プラスマイナス出来高払い」を原則とした契約に変えたらいい。

 そうでなければ、大リーグに比べて経営基盤の弱い日本の野球は死んでしまうだろう。

 丸は千葉県の高校から広島に入り、11年でみごとに一流選手に成長したが、今季のようなピークが5年間続くとは思えない。スランプもあれば、思いがけないケガに苦しむこともあるだろう。

 だからこそ1年契約とし、さらなる緊張感で野球を続ければ、結果として30億円以上の名選手になる可能性も夢もある。

7: 風吹けば名無し 2018/12/12(水) 14:19:40.14 ID:kAzWVDRy01212
 もっとも、広島が4年17億円、ロッテも6年25億円を用意していた現状で、巨人だけ1年契約を提示すれば丸を獲得できなかっただろう。

 だから、膨らみ続ける複数年契約をやめてプロ野球本来の1年契約に戻すには、コミッショナー主導のもと、全オーナーが共存共栄の精神でFA制度改革に踏み切らなければならない。

 そうすれば選手たちも、毎年ベストコンディションを作って一生懸命働くようになるはずだ。
https://blogos.com/article/343901/

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