1: 風吹けば名無し 2018/10/09(火) 08:08:16.92 ID:sZyzC9sv0
なぜ阪神の若手育成は停滞したのか。
近鉄、ドジャース、中日、楽天など日米6球団でプレー、現在は、西宮市内に立ち上げた「N’s method」で子供達を教えて、高校の特別コーチとしても浜松開誠館高校を指導、12月には「中村紀洋杯中学硬式野球大会」を主催している中村紀洋氏(45)に意見を聞いた。
中村氏は、阪神の若手が育ってこない最大の理由の一つにチーム内競争の欠如を指摘した。
「若手が激しい競争の中から自分の力でレギュラーを勝ち取る、というものが見えませんでした。福留、糸井、鳥谷と3人のベテランが阪神にはいますが、鳥谷は、若手との競争に負けてポジションを明け渡しましたか?
ポジションを空けて、与えるということをやるとチームは弱体化するんです。阪神は、その典型。外から見ていてもわかります。そこじゃないですか? 若手が育ってこない最大の理由は」
「近鉄時代に僕も経験しましたが、競争がないままベテランを外して若手を使うような起用法を用いるとチームは低迷するんです。
若い選手にポジションを与えると、ほどほどにはやりますが、ズバ抜けてはこない。そこで満足してしまうんですね。
競って競って、結果で、そのポジションを奪い取った場合は『自分の力で勝った』という自信が生まれます。競争で奪い取ったポジションはレギュラーに定着します」
「レギュラークラスが怪我をしたときに、そこにぐっと入り込むのが、ひとつのチャンスですよね。
プロとしての向上心、意識というものが重要で、僕も近鉄の若い頃には、ベンチから見ていて決して口や態度には出しませんが内心“デッドボールでも当たってくれないかな”“故障でもしてくれないかな”と考えていたものです。
それくらいの気構えでいるのがプロ。そうでないと弱肉強食の世界では生き残れません。チームに本当の競争というものが生まれてこないんです」
近鉄、ドジャース、中日、楽天など日米6球団でプレー、現在は、西宮市内に立ち上げた「N’s method」で子供達を教えて、高校の特別コーチとしても浜松開誠館高校を指導、12月には「中村紀洋杯中学硬式野球大会」を主催している中村紀洋氏(45)に意見を聞いた。
中村氏は、阪神の若手が育ってこない最大の理由の一つにチーム内競争の欠如を指摘した。
「若手が激しい競争の中から自分の力でレギュラーを勝ち取る、というものが見えませんでした。福留、糸井、鳥谷と3人のベテランが阪神にはいますが、鳥谷は、若手との競争に負けてポジションを明け渡しましたか?
ポジションを空けて、与えるということをやるとチームは弱体化するんです。阪神は、その典型。外から見ていてもわかります。そこじゃないですか? 若手が育ってこない最大の理由は」
「近鉄時代に僕も経験しましたが、競争がないままベテランを外して若手を使うような起用法を用いるとチームは低迷するんです。
若い選手にポジションを与えると、ほどほどにはやりますが、ズバ抜けてはこない。そこで満足してしまうんですね。
競って競って、結果で、そのポジションを奪い取った場合は『自分の力で勝った』という自信が生まれます。競争で奪い取ったポジションはレギュラーに定着します」
「レギュラークラスが怪我をしたときに、そこにぐっと入り込むのが、ひとつのチャンスですよね。
プロとしての向上心、意識というものが重要で、僕も近鉄の若い頃には、ベンチから見ていて決して口や態度には出しませんが内心“デッドボールでも当たってくれないかな”“故障でもしてくれないかな”と考えていたものです。
それくらいの気構えでいるのがプロ。そうでないと弱肉強食の世界では生き残れません。チームに本当の競争というものが生まれてこないんです」
続きを読む