2018年9月18日火曜日

DeNA山﨑がキャプテンから伝えられた戦う者としての“姿”

1: 風吹けば名無し 2018/09/18(火) 03:17:06.52 ID:Q8+8TC2D0
試合後のブルペンにて -キャプテンから伝えられた戦う者としての“姿” 「FOR REAL-in progress-」 2018.9.17

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「何でそんなにおどおどやってるんだよ。もっと堂々として、胸を張って投げろ」


 今シーズン序盤は順調にセーブを重ねた守護神も、夏場に入ると失点を喫する試合が増えていった。山﨑は言う。

「8月の後半ぐらいがいちばんフィジカル的にも疲れていたし、これまで4年間やってきた中でも、ちょっと違う疲労感がありましたね。でも後半戦になってからは、みんなそういう状況でやってますから」

 澱のように蓄積した肉体の疲れは、いつしか心をも蝕んでいたのかもしれない。そのことに気づかされたのは、9月7日のことだった。

 横浜スタジアムでスワローズ戦が開催されたこの日、山﨑は4点リードのシチュエーションで9回のマウンドに上がった。だが、二塁打と連続四球でノーアウト満塁のピンチを招くと、併殺打の間に1点を失う。なんとか最少失点で切り抜けたとはいえ、不安を感じさせる内容だったことは否めない。

 グラウンドに凱歌が流れる中、山﨑の隣に歩み寄ったのは筒香だった。ゲームセットをベンチから見守っていたキャプテンは、こんな話をしたという。

「何でそんなにおどおどやってるんだよ。康晃ジャンプの中で出てきて、9回、マウンドのいちばん高いところに立つんだろ。その時に、こんなふうに背中をちっちゃくしてたらどう見える?バッターだって、打てるんじゃないかと思うよな。もっと堂々として、胸を張って投げろ」 

 さらに筒香は試合後、山﨑とともにブルペンに向かった。自らが打席に立ち、山﨑をマウンドに立たせた。筒香が姿勢を変えながら「どう見える?」と聞く。今度はマウンド上の山﨑に何パターンかの姿勢を取らせて、打者の目にはどう映るかを伝える。そうやって、戦う者としての“姿”の重要性を説いたのだ。 

 山﨑は言う。 

「相手に見えるぼくというものをいままで気にしたことがなかったので、違う目線で自分を見れたのかなと思います。映像も確認しましたけど、言われてみればたしかに、リリーフカーに乗っている時からもやもやしたような表情をしていて、マウンドでも背中を曲げて自信なさそうに投げているように見えました。それからは、意識的に胸を張って立つようにしています。ゴウさんが言ったように『360度、ファンの人たちが自分のことを見てるんだ』というつもりで、堂々と」
 
 2年ぶりの30セーブ達成に際して山﨑が残したコメントは、「どんな状況でも堂々とマウンドに立てる準備をしてきた」。あの夜の筒香の教えが言わせた言葉でもあった。

引用元:http://www.baystars.co.jp/column/forreal/180917/

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