カープ岡田、160キロ出します 「ジーンズきつい」ムキムキ下半身で剛速球
下半身の変化は一目瞭然だった。岡田の太ももやふくらはぎは、昨季終了後と比較して明らかに大きくなった。「ジーンズをはいたときに太ももがきついんです(苦笑)」。トレーニングの成果にうれしい悲鳴を上げた。
「コントロールをよくして、スピードアップもしたい」。対極に位置しそうだが、岡田の考えは違う。昨季はフォームの微調整など、試行錯誤を重ねてきたが、四球数は一昨年の63個と同等の62個。球速も増したとは感じなかった。
そこで「結局は下半身だったんだ」との答えを導き出し、今オフは筋力トレを強化。床に置いて引き上げるバーベルの重量は20~30キロ、増えた。「最大は160キロくらいが180とか190キロになった」。投球の“土台”作りは、順調に進んでいる。
見据えるのは、常時150キロ以上の球速と自己最速156キロを大幅に超える大台だ。「160キロを目指して。それくらい下半身を強くできたら」。力でねじ伏せる投球は最大の特徴でもある。
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・日本のプロ野球の場合、統計的に球速が150キロを超えると被打率は急激に下がる。「スピードよりコントロール」と言われたりもするけど単純に「速い球ほど打たれにくい」のは確か。もちろんストライクゾーンに入らないほどのノーコンなら論外だけど。