2018年9月16日日曜日

【悲報】阪神借金10単独最下位…甲子園19勝33敗1分け

1: 風吹けば名無し 2018/09/16(日) 09:41:22.54 ID:3F8vfSt+p
hanshin

阪神借金10単独最下位…甲子園19勝33敗1分け

ヤクルトのサブマリン山中にリベンジするはずが、返り討ちに遭った。1回に大山の遊ゴロで1点を先制するのが精いっぱい。2回以降は浮き上がってくる速球を何度も打ち損じる。フライアウト、フライアウト…。速球でも120キロ台。間合いをはかるのが難しいのか。指揮官も「どうかなあ…。ちょっと分からんな」と首をひねるしかない。

2週間ほど前とまったく同じ光景だった。8月30日も甲子園が舞台だった。下手投げ右腕に惑わされ、8回にようやく1点を奪うのが精いっぱい。再戦でも拙攻を繰り返し、流れを引き寄せられない。悪循環の象徴は5回の攻撃だ。先頭伊藤隼が中前打で出塁し、梅野の犠打で1死二塁。打者は投手の青柳だ。そのまま打席に立たせて遊ゴロ…。得点を刻めず、好機を逃した。苦渋のタクトだった。

金本監督 ちょっとリリーフが、頭数がどうしても足りなかったから。

7連戦の5戦目。6連戦、13連戦のハード日程も待ち構え、救援陣を酷使できない事情がある。指揮官は先読みして采配を振ったが結果的に攻めきれなかった。投打の歯車がかみ合わない苦境を物語っていた。

試合終盤は皮肉な展開になった。5点差をつけられた7回以降は鳥谷や陽川の適時打などで3点を奪う反撃を見せたが、時すでに遅し。指揮官も「点が入ったから、その後…。(7回表は)ポテンヒット2本やったからな。ちょっと不運なところも正直あった」ともどかしい。

3連敗で借金は今季初めて2桁の10に達した。前日14日のヤクルト戦で北條が左肩亜脱臼で離脱。福留も11日中日戦で右太ももの張りを訴え、4戦欠場。主力2人を欠いた緊急オーダーは破壊力不足だった。今季は甲子園で大敗し、クライマックスシリーズ進出どころか、01年以来、17年ぶり最下位の危機だ。03年の「9・15」優勝記念日が泣いていた。

▼阪神の今季の単独最下位は、8月3日以来43日ぶり。金本監督就任後、9月以降の6位となると、16年9月18日以来2年ぶり。同年は最終4位に終わり、CS進出を逃している。なお仮にこのまま最下位でシーズンを終えれば、野村克也監督時代の01年以来、17年ぶりの屈辱となる。

▼阪神は今季甲子園での試合で19勝33敗1分け、借金14。甲子園でシーズン14以上の借金を抱えた過去のケースは、ワーストの78年借金17(19勝36敗3分け)、それに次ぐ95年借金15(23勝38敗)だけ。なお両年とも阪神は、シーズンを最下位で終えている


続きを読む