2019年3月14日木曜日

ムサコ急落、鎌倉浮上…神奈川の住みたい街ランキング異変

 

1: 風吹けば名無し 2019/03/13(水) 16:36:33.62 ID:uPnKFBY89
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 住宅情報サイト「SUUMO」を運営するリクルート住まいカンパニーによる駅別の「住みたい街ランキング2019 関東版」が発表され、神奈川県からは1位に横浜(横浜市西区)、9位に武蔵小杉(川崎市中原区)、10位に鎌倉(鎌倉市)の3駅がランクインした。 

 横浜は交通の利便性や商業施設の充実ぶりなどもあって、昨年に引き続き2年連続で首位に輝いたが、武蔵小杉は昨年の6位から大幅ダウンし、鎌倉は14位からの飛躍と明暗を分けた。いったい何が原因だったのか。理由を探った。 

根強い人気の港街 

 横浜はJR、私鉄、地下鉄の計5社が乗り入れており、1日の平均乗降客数は200万人を超える。駅を囲むように百貨店、ショッピングビルが並び、足を延ばせば横浜みなとみらい21地区(MM21)や横浜中華街、山下公園などの観光スポットも楽しむことができる。 

 こうした点が評価されて昨年、トップに躍り出た。来年には市内でも東京五輪の競技が開催され、観光客の受け入れなどを狙って現在、市内にロープウエーを建設する計画も進められている。完成すればトップの座はさらに続くかもしれない。 

新興セレブ街は「混雑」 

 ひるがえって、順位を落としたのが武蔵小杉だ。JRと東急東横線が乗り入れる駅周辺はもともと、NECなど大手企業の事業所や関連企業の工場が集積していたが、閉鎖や移転などが相次ぎ、十数年前から再開発が一気に加速した。 

 東京・都心へのアクセスの良さもあって、現在はタワーマンションが林立する街へと生まれ変わった。同ランキングで4位に食い込んだ28年ごろには、おしゃれなカフェでくつろぐ住民の女性は「ムサコマダム」などと称され、駅の周りだけが極端に栄えている様子を「川崎のドバイ」と表現してみせる向きもあった。 

 ところが、急激な環境変化は軋轢(あつれき)ももたらした。ビル風による事故の危険や、新旧住民間でのトラブルなどなど。特に顕著だったのが人口増に伴う駅の混雑だ。 

 一時、JR横須賀線では改札に入るまで数十メートルにもわたる行列が発生し、その様子は見る者に強烈なインパクトを与えた。昨年7月に公表した鉄道混雑率調査では、東京圏の主要31路線中、混雑率180%を超えた11路線のうち、2つは横須賀線(武蔵小杉→西大井、196%)と南武線(武蔵中原→武蔵小杉、189%)の区間だった。 

 昨年、JRは問題の改札の入り口を1つ増やし、ホームに続くエスカレーターを1機増設するなどの対策を講じ、状況はだいぶ緩和された。ただ、一度ついてしまった混雑のイメージは拭いがたいとみられる。 

名士が愛した古都に魅力
 一方、10位の鎌倉は鎌倉幕府成立から800余年の歴史を持ち、数多くの文化人、有名人が好んで住んだことでも知られている。市民に思い出を聞いてみると、「小学生の頃、川端康成さんの邸宅の前でご本人に会った。『ノーベル賞、おめでとうございます』と言ったら、『お勉強をがんばりなさい』なんて声をかけてもらったっけ」と話す60代の男性や、「バス停で原節子さんを見かけたことがあります。お年を召されても、ものすごくきれいだった」と振り返る初老の婦人など、文学青年やファンが聞けば、身もだえするようなエピソードが次々と出てきた。

 生まれも育ちも鎌倉だという男性に地元の魅力について聞くと、「自然に触れたければ、山でも海でもすぐに行けるところ」と答えが返ってきた。外国人も含めた観光客の姿が多く目につく駅前から歩いて30分足らずのところには、夏場は海水浴客でにぎわう由比ケ浜(由比ガ浜海水浴場)が広がるだけに説得力は申し分ない。

 街の様子や時代の移り変わりで変化する「住みたい街」のランキング。来年は神奈川県から、もっと意外なところがランクインするかもしれない。


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