2019年2月11日月曜日

【阪神】鳥谷はまだ37歳 脚力健在に元気な声/桧山進次郎

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日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏が、10日に行われた阪神キャンプでのシート打撃をチェック。ベテラン鳥谷の動きに注目した。

ベテラン選手がこの時期、実戦形式に出るのは確かに早い。自分はこれだけできるというアピールもあるだろう。鳥谷はまだ37歳。老け込む年齢ではない。それは脚力を見れば分かる。この日の打席はうまく対応して、二塁打を放ったが、セカンドベースに到達するまで、足はかなり動いていた。野球選手にとって、足と肩は重要な要素だ。室内練習場で「体調はどう?」と声をかけると、「全然、大丈夫ですよ。よく動いています」と元気な声が返ってきた。

チームはここ数年、どのポジションでも確かに競争はあった。しかし、抜きんでて、レギュラーを取った選手はいない。そこが悩みの種だ。センターラインを固定できないという課題もある。鳥谷が遊撃のレギュラーに復帰する可能性は十分にある。シート打撃で2安打した木浪もおもしろい選手になりそうな雰囲気を持っている。北條は昨年の後半に試合に出たが、レギュラーを取ったわけではない。誰かが遊撃の定位置をつかめば、他の選手をサードに回して、大山と争わせてもいい。もうひとつ上のレベルに達する選手が生まれる競争を期待したい。(日刊スポーツ評論家)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190210-00477656-nksports-base

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