引用元: http://bit.ly/2SELYIf
1: 風吹けば名無し 2019/02/15(金) 11:46:09.44 ID:m1JCUB8j0
「もう引退した方がいいかなと思います」
2年前の秋の夜、冷静な表情で「引退」の二文字を口にした斎藤佑樹に、その場にいた全員で反対しました。
チームに求められる結果と自らが求めるパフォーマンスに大きな差があるというのが、斎藤が引退を口にした一番の理由でした。
あの夜、僕らは彼の気持ちそっちのけで全力で止めました。止めなければいけないと思いました。
ただ、その年の暮れ、または年明けに引退会見をするのでは……スポーツキャスターとして、実況者として、1人のファンとして「まだ引退はしないで欲しい」という思いを抱えながら過ごした、2017年のオフだったことを覚えています。
しかし、斎藤佑樹は引退を選択することはありませんでした。そのオフもたった1人で黙々と自主トレを行ない、2月1日にファイターズのユニフォームを着てグラウンドに立っていました。ホッとしました。心の中にあった不安が取り除かれた瞬間でした。
2: 風吹けば名無し 2019/02/15(金) 11:46:27.34 ID:m1JCUB8j0
斎藤佑樹はなぜ、引退を選択しなかったのか?
昨年、インタビューで単刀直入に聞いてみました。返ってきた答えはただ1つ。
「支えてくれる皆さんがいる。だからです」
想像以上にシンプルな答えでした。苦悩の時間が長く続く中で、初めて聞いた「引退」という言葉。最終的に導き出した答えは、現役続行。自分を支え、応援してくれる方たちへの恩返しの想いが、自らを奮い立たせていました。
今年も斎藤佑樹は1人、グアムに飛び立ち自主トレを行うことを決めました。1月半ば、彼を取材するために現地を訪れました。
昨年、インタビューで単刀直入に聞いてみました。返ってきた答えはただ1つ。
「支えてくれる皆さんがいる。だからです」
想像以上にシンプルな答えでした。苦悩の時間が長く続く中で、初めて聞いた「引退」という言葉。最終的に導き出した答えは、現役続行。自分を支え、応援してくれる方たちへの恩返しの想いが、自らを奮い立たせていました。
今年も斎藤佑樹は1人、グアムに飛び立ち自主トレを行うことを決めました。1月半ば、彼を取材するために現地を訪れました。
4: 風吹けば名無し 2019/02/15(金) 11:46:52.73 ID:m1JCUB8j0
確かに、トレーニングを行なっているのは斎藤佑樹、ただ1人。しかし、彼の周りには驚くほど多くの人がいました。
斎藤が数年前から通うトレーニングジム、トータル・ワークアウトのトレーナーらが数名、さらに大学の後輩、友人、東京六大学野球で戦った仲間たち、さらに彼の同世代のメディアで働く人間……10人ほどが集まり、斎藤のトレーニングを手伝っていました。
中には会社の休みを使ってブルペンで彼のボールを受け、打席に立ち、投球フォームを撮影している方もいました。人知れず苦しむ斎藤佑樹をそばで見てきて「もう一度、輝いてもらいたい」という思いから、自主的にグアムに足を運んでいたのです。
彼らの愚直なまでにひた向きな姿を見て、気が付けば僕も練習を手伝っていました。
斎藤が数年前から通うトレーニングジム、トータル・ワークアウトのトレーナーらが数名、さらに大学の後輩、友人、東京六大学野球で戦った仲間たち、さらに彼の同世代のメディアで働く人間……10人ほどが集まり、斎藤のトレーニングを手伝っていました。
中には会社の休みを使ってブルペンで彼のボールを受け、打席に立ち、投球フォームを撮影している方もいました。人知れず苦しむ斎藤佑樹をそばで見てきて「もう一度、輝いてもらいたい」という思いから、自主的にグアムに足を運んでいたのです。
彼らの愚直なまでにひた向きな姿を見て、気が付けば僕も練習を手伝っていました。
6: 風吹けば名無し 2019/02/15(金) 11:47:27.01 ID:j2XJ8GtJ0
佑ちゃんがんばえー
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