2018年11月6日火曜日

【悲報】金本知憲氏の“再就職”難航 弟分・新井貴浩と明暗分かれる

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1: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 07:23:03.98 ID:vPdbtVlOp

プロ野球選手のセカンドキャリアは様々だ。球団職員として“再雇用”される人もいれば、まったく別の仕事に第2の人生を求めて“再就職”する人もいる。

今シーズン限りで阪神の監督を辞任した金本知憲(50)は、現役引退後の2013年からスポーツ紙2紙の専属評論家を務めた。

「2紙というのは異例でした。金本の場合、現役時代に残した圧倒的な数字と人気、そして“いずれ監督になる”という将来もあったので、どちらも譲らなかった。それだけ、評論家として価値があると評価されていた」(スポーツ紙記者)

いってみれば“太い客を抱える営業マン”のようなもので、長年勤めた会社(球団)を離れても働き口はいくらでもあった。

その後、2016年シーズンから監督に就任。2年目こそ2位に入ったが、今年はチームとして17年ぶりの最下位に沈んだ。その責任を取る形で金本が辞任を発表したのは10月11日だった。

「辞任後、古巣のスポーツ紙が再び評論家の専属契約を結ぶと目されていましたが、そのどちらもが契約に二の足を踏んでいるようなんです。むしろ、お互い譲り合っているような……。
部数が伸びず、あまり専属評論家を抱えられない事情もある。ですが、ファンから“終わった人”と見られつつある金本さんの解説では、読者の共感を得られないという計算もあるのではないか」(同前)

金本は昨年阪神との契約を3年更新していた。だが、急転直下の辞任劇となり、後任の矢野燿大新監督(49)はコーチ人事に追われた。

「ファンの声を気にする球団側の働きかけが相当強かった。表向きは自ら辞めていますが、実際は解任に近い。その上、あまりに急で投げ出すような辞め方になってしまい、ファンの目にも悪く映ってしまった。それが、“再就職”にも影響している格好です」(同前)

形の上では同じようでも、その景色は5年前と大きく違っている。


2: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 07:23:49.59 ID:vPdbtVlOp

◆「金本さんについていく」

一方、スポーツ紙に加えテレビ各局が争奪戦を繰り広げ、“再就職難”とは無縁なのが今季限りで引退する広島の新井貴浩(41)だ。

「明るいキャラクターに加え、後輩から時にいじられながらも慕われる人間性を高く評価するマスコミ関係者は多い。お茶の間はもちろん、ネット上の人気もある」(別のスポーツ紙記者)

2人のこれまでの歩みを踏まえれば、このあまりに対照的な“定年後”の姿に考えさせられるところは多い。

金本と新井は、広島、阪神で一緒にプレーし、自他共に認める“兄弟分”だった。金本は1992年に広島に入団した。4年目には24本塁打を放ち、低迷するチームで4番に座り続けた。1999年に広島に入団した新井は目立つ存在ではなかった。

「お前が生きていくためには、きつい練習に耐えるしかないんじゃ」

教育係の金本はそう尻を叩き続けた。すっかりお馴染みになった新井の護摩行も、元は金本が精神修養のために行なっていたものだ。

2002年オフ、金本はFAで阪神に移籍。移籍1年目の2003年は開幕から3番に座り、阪神の18年ぶりのリーグ優勝の立役者になった。

後を追うように2007年オフに新井もFA権を公使し阪神へ移籍。理由は「もう一度金本さんと野球がしたい」という思いだった。

「金本がホームランを打ってベンチ前でハイタッチをしていても、新井にだけ張り手といったことは日常茶飯事。選手名鑑の金本の趣味の欄に“新井いじり”と書かれたこともあった。

殴られてもつねられても新井は“金本さんがいなかったら、いまの僕はない”と感謝を口にしていた。いつも“頼れるアニキ”と“落ちこぼれた子分”だった」(前出・スポーツ紙記者)


3: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 07:24:13.73 ID:vPdbtVlOp

◆“子分”がいつしか“兄貴分”

金本は2010年、連続フルイニング出場記録を1492試合に伸ばし、ギネス記録に認定された。通算2539安打は歴代7位だ。

一方の新井は、阪神在籍中に二度、「併殺王」という不名誉を得て、金本引退後の2014年オフに自由契約になり広島に復帰。2016年に2000安打を達成しこちらも名球会入りを果たした。


5: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 07:24:27.81 ID:vPdbtVlOp

アニキと子分の野球人生は、重なり合う部分も多い。だが、現在の2人の明暗はくっきりと分かれている。

「分岐点は、新井が広島に復帰したことでしょう。年俸2000万円を受け入れ、しかも、同じタイミングで黒田博樹もメジャーから帰ってきた。ファンの目には、2人が救世主のように映っていた」(担当記者)

復帰1年目は4位だったものの、翌年からリーグ3連覇。ベテランの域に入った新井はいつしか「慕われる兄貴」に変わっていた。

「今の若い選手にとって、リーダーシップの在り方が変わってきたのかも知れない。かつては常識だったスパルタより、寄り添うことを求められる。それぞれ、金本と新井のイメージにぴったり重なる」(別の記者)

それが、キャリアの“節目”を迎えた2人の評価の違いとなったのか。ただ、“男の人生”はまだ続く。元銀行員で作家の江上剛氏は、そこを強調した。

「金本監督は、ファンやマスコミから託された“アニキ”のイメージを追い過ぎたんではないでしょうか。意気に感じるのはいいが、もっと冷徹になる必要があったと思います。
ただ、今回の結果が金本監督の能力のすべてではない。捲土重来という言葉があるように、もう一度阪神の監督に返り咲いて結果を出す。それが男でしょう。

これから先の顔が大切だと思いますよ。“こんな球団で監督なんかやれるか”“頼まれても二度とやるか”と腐ったら終わり。失敗した時の振る舞いで先々が変わるのは、サラリーマンと同じです。まだ1回目。チャンスは必ずやってきます」

選手時代とは違ったかたちで評価が問われるのは新井も同じだ。元デイリースポーツの編集局長でスポーツジャーナリストの平井隆司氏がいう。

「他人の悪口をいえないタイプの新井が時に厳しい目線も求められる評論家・解説者としてどれだけやれるか。いまは新鮮さがあって引っ張りだこでも、そのうち辛酸舐めた金本の評論を聞きたいコアなファンの声も出てくるかもしれない」

金本と新井。常に近くにいながら対照的な2人の男の人生は、この先どんな展開を見せるのか。(文中一部敬称略)

※週刊ポスト2018年11月16日号
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181106-00000004-pseven-spo&p=1


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