2019年3月20日水曜日

甲子園のビジョンが新装、ファンうならせる試み期待

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先日、阪神の球団首脳から興味深い話を聞いた。いまはデータ野球全盛だ。たわいもない雑談で思い出したのか、こう明かす。「藤川投手って、昨年、球の回転数が球界でトップクラスだったんですよ」。スピードガンに表れない球の質がある。38歳にして救援の第一線で活躍できる秘密だ。

トラックマンが測ったデータだった。3月上旬、福岡遠征のソフトバンク戦は浜地が先発。松田宣から空振り三振を奪った打席でテレビ中継は速球を「2274rpm」と表示した。1分間に換算した球の回転数を指し、球のキレを高評価される20歳は大リーグの平均値とほぼ同じだ。藤川はこれを、だいぶ上回るスピン数をはじき出していた。

余談が長くなったが、甲子園の新装成った1面化ビジョンの話である。実は工事中、球団関係者が「トラックマンのデータも可能な範囲で使えればいい」と話していたので、ちょっと期待したが、現時点で採用されていない。担当者は「ゆくゆくは、そういうのもできればいい。どうデータ演出するか、シーズン中もいろいろ参考にしながら、次につなげたい」と話した。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-03161066-nksports-base

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