カープ・矢崎 加藤改め心機一転で17年以来の1軍へ 気迫のブルペン34球
今季登録名を加藤から変更した広島・矢崎拓也投手(24)が19日、廿日市市内の大野練習場で行われている合同自主トレに参加。ブルペンで今年初めて捕手を座らせて34球を投げ込んだ。佐々岡投手コーチが視線を送る中、順調な調整ぶりをアピール。春季キャンプでは第1クールに予定されている打撃投手から存在感をアピールし、17年以来の1軍となる開幕1軍を目指していく。
抜群の威力を持った白球が、矢崎の右腕から何度も解き放たれた。今年2度目、捕手を座らせては初めてのブルペンで直球にフォークを交え34球。「悪くなかったと思います」とうなずき、視察した佐々岡投手コーチも「どうすれば低めにいくかとか、下の使い方も試行錯誤してきた。今日も意識してるように見えた」と評価した。
実のあるオフを過ごしてきた。「ゾーンに入らないと話にならないし、課題なのでそこと向き合った」。秋季キャンプで明るい兆しを見せた制球難の改善へ、現在は投球時に右腰、右股関節が前に出るように植え付けている。また、体重も93キロから4キロ減量し「ゆっくり食べるようにしました。軽い方が力が出る」と納得顔だ。
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・自分を貫くスタイルを改め、しっかりコーチのアドバイスを受け入れたら凄いピッチャーになると思う。奥様の為にも頑張って欲しい。