2019年10月7日月曜日

大魔神佐々木、福留に打たれた同点本塁打について「なぜ最後に直球内角なのか」

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1: 風吹けば名無し 2019/10/07(月) 10:54:39.20 ID:2u9Dj/Dm0
山崎康晃はなぜ最後に内角直球なのか/佐々木主浩
<セ・CSファーストステージ:DeNA6-4阪神>◇第2戦◇6日◇横浜 

 DeNAはキーマンとなる投手、今永と山崎が点を取られた。だが2人ともその場で気持ちを切り替え、しっかりと同点で阪神の攻撃を食い止めた。そこは良かった。だから完全には相手に流れを渡さなかった。 

 ただ山崎が福留に打たれた同点本塁打は大問題だ。最後の最後になぜ内角の真っすぐなのか。思い切り引っ張られて本塁打を打たれるのは、守護神として一番やってはいけないこと。そのサインを出した捕手の嶺井、サインにうなずいた山崎には猛省してほしい。特に5年も抑えを任され、経験を積んできた山崎には「単なる間違いでした」では済ませてほしくない。

 1点差の場面では「仕方ない本塁打」と「やられてはいけない本塁打」がある。例えば、あの場面で外角直球や外角低めへ沈むツーシームを左翼席へ放り込まれたとしたら、だれも文句は言わない。なんとか本塁打を回避しようとしたが、相手の打撃の方が上回ったということだから。だが内角から甘く入った直球をフルスイングでスタンドに持っていかれるなんてことは絶対にあってはならない。

 ただ、あの1発を引きずることはないと思う。私も横浜でもマリナーズでも大事な場面で救援を失敗した経験があるが、特にこういったプレーオフの戦いでは、チームの勝敗がすべて。たとえ自分が打たれたとしても、試合に勝ちさえすれば気持ちも晴れるものだ。山崎もまた、3戦目に登板の機会があると思う。心機一転、ハマの守護神として良い投球を見せてほしい。(日刊スポーツ評論家)
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