2019年10月3日木曜日

12球団OKの163キロ右腕・佐々木朗希が「行くべき球団」と「行ってはならない球団」

転載元: http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1570052818/

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1: 砂漠のマスカレード ★ 2019/10/03(木) 06:46:58.91 ID:ohyxRIGc9
ドラフトの注目右腕だった大船渡高の佐々木朗希が2日、岩手の大船渡市内で記者会見を開き、正式にプロ入りを表明、12球団OKの姿勢を示した。
この日、午前中に高野連にプロ志望届を提出した佐々木は、1年の冬からプロを意識、
らの意思で決断したことを明らかにし「レベルの高いところでプレーしたい。12球団どこでも頑張りたい」と語った。
複数球団の競合確実な佐々木が行くべき球団はどこなのか?運命のドラフトは10月17日だ。

日ハム、ソフトバンクが適した球団?!

163キロ右腕はどこでも行く。では、どこが指名するのか。
この大器がプロで成功するために行くべき球団はどこなのか。
すでに佐々木1位指名を公言しているのは日ハムだけ。
U―18W杯では右手のマメの影響で1イニングしか投げられず、大学日本代表を相手にした壮行試合の先発1イニングを含めて
たった2試合しか最終チェックができなかったため他球団も1位指名を発表するほどの最後の決め手には欠いた。

全力投球せずとも150キロを軽く超えてくるストレートの威力と、変化球のキレ、コントロールに非凡さを見せたが、一方で、その未完成な体力などに不安点も露呈した。

元ヤクルトの名スカウトで鳴らし今回、ヤクルトの新監督に就任した高津臣吾をも発掘した片岡宏雄氏は、佐々木が行くべきチームと、行ってはならないチームをこう区別した。

「ストレートの威力は目に留まる。リズム、テンポが気にはなるが、コントロールが荒れ四球で崩れていくタイプでもなく、行くチームさえ間違えなければ出てくるピッチャーだろう。
なんやかんや言って、どれだけ凄いボールがあってもストライクが入らないと野球にならない。プロでは、ここのセンスが重要だ。
だが、右手のマメの問題はさておき、プロですぐに使える体力はない。
最低1年は下でじっくりプロの体作りをしなければならないし、一歩、育成方法を間違えば、肩、肘が飛んでしまう怖さがある。
おそらく“うちでは手に負えない”と躊躇しているチームもあるだろう。
佐々木は、12球団OKのようだが、とにかく行くチームを間違えないことだ」

片岡氏は、U-18代表としてたったの2イニングしか投げていないが、最速163キロをマークしたポテンシャルはもとより、そのコントロールを評価した。

では、片岡氏が言う「行くべきチーム」と「行ってはいけないチーム」はどこなのか。

「性格がプロ向きなのか、どうかわからない。映像で喋っているのを見る限り、東北の田舎の純粋な子という感じに見える。
地方の高校出身の選手の中には、プロの水、都会の水に慣れるだけで時間がかかる選手もいる。
時間がかかることも含めて、現状の投手力、育成に余裕があるチームがふさわしいだろう。
逆にキャンプから首脳陣がすぐに使いたがったり、コーチがいじりたがったり、メディアの数が多く、注目、プレッシャーを浴びやすいチームは避けた方がいい。
そう考えると大谷やダルビッシュを育てた実績がある日ハム、戦力に余裕があるソフトバンクがあてはまるし、逆に巨人や阪神に行けば潰れてしまう怖さがあるよ。
まあそれがわかっていて巨人、阪神は指名してこないでしょうが」

片岡氏の指摘は的を射ているだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00010000-wordleafs-base
10/3(木) 5:33配信

2: 砂漠のマスカレード ★ 2019/10/03(木) 06:47:58.27 ID:ohyxRIGc9
あるセ・リーグのスカウトもまったく同じ意見を口にしていたし、「160キロ以上を投げる投手を扱ったことがないから、もし獲得するとなると特別な育成プロジェクトを組む必要がある。
肩、肘のケアも含めて、そういうプロジェクトを組む力があるかどうか」と、育成方法に対しての不満を漏らすスカウトもいた。

日ハムは、今シーズンもキャンプから金足農出身のドラフト1位の吉田輝星をファームからスタートさせ、
「まずは高校時代のベストな状況に戻すこと。基本、うちは1年は触らない」という育成方針を打ち出し、オープナーを使うほど、1軍の投手力に余裕があったわけではないが、
今季は4試合、合計11イニングだけ1軍で先発させた。キャンプのメニューも拍子抜けするほど軽い内容から始めさせていた。

3軍まであるソフトバンクも今シーズンは、メジャーのドラフト候補だったカーター・スチュワートを獲得する異例のチャレンジをしたが、無理させずファーム組織で時間をかけて育成した。
スチュワートの育成方法を見る限り、佐々木を迎えても不安はないだろう。

一方、片岡氏も指摘したが、巨人、阪神という人気球団では、メディアの攻勢があり、育成より勝負に舵を切らざるをえないチームとしての宿命も抱えており、佐々木を持て余す怖さがある。
巨人は先発も含めた投手力が不安要素だけに1、2年“塩漬け”にしておかねばならない未完の大器より、即戦力投手をターゲットにする可能性が高い。
また阪神も今シーズンゼロ勝に終わった藤浪晋太郎を育てきれていないというジレンマがあり、そこにもう一人ポテンシャル型の佐々木を抱え込む余裕はないだろう。

1軍の投手事情を見て即戦力投手の補強が急務のチームは、パでは西武、ロッテ、楽天、セではヤクルト、中日、横浜DeNAとなる。
ドラフトでの即戦力補強に目をつぶって育成型の大器指名の決断ができるかどうか。特に今季Bクラスに沈んだチームは難しいだろう。

楽天は、地元東北の大器だけに石井一久GMも、「地元の宝、未完の大器であることは間違いない。
かといって1軍に余裕もない」と、指名か回避かに苦悩している心情を明かしていた。楽天は田中将大という高卒ルーキーを大成功させた実績を持つ。
マー君2世は、タイプ的には佐々木よりも星稜の奥川恭伸なのだろうが、もし佐々木を回避する球団が増えて、
日ハム、ソフトバンクくらいしか勝負してこないのであれば、確率論で佐々木を1位指名する可能性は十分にある。

果たして佐々木に何球団が1位入札してくるのか。注目のドラフトは10月17日だ。

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