1: 風吹けば名無し 2019/04/18(木) 12:08:57.53 ID:Gs+iiFoW9
阪神のもとに、パの複数球団からトレードオファーが届いている――。
不振で二軍調整中の阪神・藤浪晋太郎(25)についてこんな情報が駆け巡ったのは、キャンプ中のことだった。さる阪神OBがこう言う。
「以前からパの複数球団が藤浪のトレード調査を進めている。楽天の石井一久GMは、キャンプ時に宜野座球場で阪神の球団幹部と会談、そこで先発投手のトレードを持ち掛けた。
藤浪の話題も出たというのですが、そもそも阪神はトレード自体に乗り気ではなかったそうです」
楽天はその後、開幕直前にDeNAとの間でトレードを行った。中継ぎ左腕の浜矢を放出し、先発型の熊原を獲得した。
「藤浪に関心を示しているのは楽天に限らない」とは、セ球団の関係者だ。
「同一リーグのセ球団同士はなかなか難しいですが、パの全球団が欲しがっていて、阪神に水面下で打診した球団もある。
楽天は則本、岸の両エースが故障離脱中。二軍には目の病気から一軍復帰を目指すベテランの今江が余剰戦力になっており、投手を加えた複数トレードに発展しても不思議ではない。
他にはロッテが昨オフ、涌井のトレードが急浮上したように交換要員はいる。
藤浪を獲得する以上は、それなりの投手や野手が必要になる。
ソフトバンク、日本ハム、西武、オリックスも、阪神がOKさえすればすぐに交渉のテーブルに着くでしょう。もっとも、当の阪神に藤浪を出す勇気はないでしょうが……」
■放出するには絶好のタイミング
藤浪のトレード話はこれまで何度も取り沙汰されてきた。だが、阪神は昨年、西武へトレードした榎田(2010年ドラフト1位)が11勝を挙げて優勝に貢献した一方で、17年ぶりの最下位で赤っ恥をかいた。
藤浪は榎田と同じドラ1で、持っている能力は球界屈指。「そんな選手が外に出て活躍されたら困ると、ファンやマスコミの目を気にしている」(他球団の編成担当)そうだ。
しかし、今季も阪神は貧打と投壊は深刻で、5位に低迷。昨16日のヤクルト戦もガルシアが3試合連続となる7失点でKOされ、敗れた。先発で安定感があるのはオリックスからFAで獲得した西くらい。
「そんな状況ではますます藤浪を出せない」との見方はあるものの、前出の阪神OBは「そんなことはない」と、こう指摘する。
「藤浪の二軍戦の登板は未定。香田投手コーチは『本人からいけます、というのを待ちたい』と言っている。自主性に任せていると言えば聞こえはいいが、首脳陣はもはや戦力として計算に入れていません。
横手投げを試すなどいろいろと手を尽くしたものの、状態は上向かず、フロントも現場もお手上げ状態。二軍は目下、13勝5敗2分けで首位を快走している。
一軍で活躍できるかどうかは別にしても、藤浪より一軍で投げさせたい選手はゴロゴロいる。藤浪の位置づけは彼らよりも下です」
藤浪が阪神で復活するには、自分の力に頼るしか道はないのだが、前出のOBは「このまま阪神にいても、落ちていくだけ。
環境を変えるくらいしか復活できる手はない」と言う。阪神は苦戦続きとはいえ、開幕してまだ16試合。
補強次第でチームの立て直しは可能なはずだ。藤浪をトレードするなら絶好のタイミングといえる。
あるセ球団幹部は「藤浪の不遇は、日本球界の損失」と言っている。大阪桐蔭時代に春夏甲子園連覇を果たし、同い年の大谷翔平(現エンゼルス)とともに、将来の日本球界を背負って立つ逸材と言われた。
新人年から3年連続2ケタ勝利を挙げ、日本代表としてWBCにも出場したが、昨季までの3年間は7勝、3勝、5勝と成績はパッとしない。
今季は開幕二軍スタートとなり、去る12日には二軍でヒッソリと25歳の誕生日を迎えた。
これからは藤浪より下の世代の選手もどんどん頭角を現してくる。“賞味期限”は刻一刻と迫っているのだ。
たとえばソフトバンクや日本ハムなどは、トレードなどで選手を頻繁に入れ替え、チームの活性化を図っている。
巨大戦力を擁するソフトバンクでは日の目を見ないケースでも、亀沢(中日)や五十嵐(ヤクルト)、山中(同)のように他球団で戦力になるケースは少なくない。
選手会は近年、出場機会の少ない選手の移籍を活性化する新制度の導入をNPBに要望している。
メジャーの「ルール5ドラフト」をモデルにしたもので、いわゆる「飼い殺し」を防ぐことが目的だ。
阪神は、自らの手に負えなくなった「才能」を、このまま二軍で腐らせるつもりなのか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00000016-nkgendai-base
4/18(木) 9:26配信
不振で二軍調整中の阪神・藤浪晋太郎(25)についてこんな情報が駆け巡ったのは、キャンプ中のことだった。さる阪神OBがこう言う。
「以前からパの複数球団が藤浪のトレード調査を進めている。楽天の石井一久GMは、キャンプ時に宜野座球場で阪神の球団幹部と会談、そこで先発投手のトレードを持ち掛けた。
藤浪の話題も出たというのですが、そもそも阪神はトレード自体に乗り気ではなかったそうです」
楽天はその後、開幕直前にDeNAとの間でトレードを行った。中継ぎ左腕の浜矢を放出し、先発型の熊原を獲得した。
「藤浪に関心を示しているのは楽天に限らない」とは、セ球団の関係者だ。
「同一リーグのセ球団同士はなかなか難しいですが、パの全球団が欲しがっていて、阪神に水面下で打診した球団もある。
楽天は則本、岸の両エースが故障離脱中。二軍には目の病気から一軍復帰を目指すベテランの今江が余剰戦力になっており、投手を加えた複数トレードに発展しても不思議ではない。
他にはロッテが昨オフ、涌井のトレードが急浮上したように交換要員はいる。
藤浪を獲得する以上は、それなりの投手や野手が必要になる。
ソフトバンク、日本ハム、西武、オリックスも、阪神がOKさえすればすぐに交渉のテーブルに着くでしょう。もっとも、当の阪神に藤浪を出す勇気はないでしょうが……」
■放出するには絶好のタイミング
藤浪のトレード話はこれまで何度も取り沙汰されてきた。だが、阪神は昨年、西武へトレードした榎田(2010年ドラフト1位)が11勝を挙げて優勝に貢献した一方で、17年ぶりの最下位で赤っ恥をかいた。
藤浪は榎田と同じドラ1で、持っている能力は球界屈指。「そんな選手が外に出て活躍されたら困ると、ファンやマスコミの目を気にしている」(他球団の編成担当)そうだ。
しかし、今季も阪神は貧打と投壊は深刻で、5位に低迷。昨16日のヤクルト戦もガルシアが3試合連続となる7失点でKOされ、敗れた。先発で安定感があるのはオリックスからFAで獲得した西くらい。
「そんな状況ではますます藤浪を出せない」との見方はあるものの、前出の阪神OBは「そんなことはない」と、こう指摘する。
「藤浪の二軍戦の登板は未定。香田投手コーチは『本人からいけます、というのを待ちたい』と言っている。自主性に任せていると言えば聞こえはいいが、首脳陣はもはや戦力として計算に入れていません。
横手投げを試すなどいろいろと手を尽くしたものの、状態は上向かず、フロントも現場もお手上げ状態。二軍は目下、13勝5敗2分けで首位を快走している。
一軍で活躍できるかどうかは別にしても、藤浪より一軍で投げさせたい選手はゴロゴロいる。藤浪の位置づけは彼らよりも下です」
藤浪が阪神で復活するには、自分の力に頼るしか道はないのだが、前出のOBは「このまま阪神にいても、落ちていくだけ。
環境を変えるくらいしか復活できる手はない」と言う。阪神は苦戦続きとはいえ、開幕してまだ16試合。
補強次第でチームの立て直しは可能なはずだ。藤浪をトレードするなら絶好のタイミングといえる。
あるセ球団幹部は「藤浪の不遇は、日本球界の損失」と言っている。大阪桐蔭時代に春夏甲子園連覇を果たし、同い年の大谷翔平(現エンゼルス)とともに、将来の日本球界を背負って立つ逸材と言われた。
新人年から3年連続2ケタ勝利を挙げ、日本代表としてWBCにも出場したが、昨季までの3年間は7勝、3勝、5勝と成績はパッとしない。
今季は開幕二軍スタートとなり、去る12日には二軍でヒッソリと25歳の誕生日を迎えた。
これからは藤浪より下の世代の選手もどんどん頭角を現してくる。“賞味期限”は刻一刻と迫っているのだ。
たとえばソフトバンクや日本ハムなどは、トレードなどで選手を頻繁に入れ替え、チームの活性化を図っている。
巨大戦力を擁するソフトバンクでは日の目を見ないケースでも、亀沢(中日)や五十嵐(ヤクルト)、山中(同)のように他球団で戦力になるケースは少なくない。
選手会は近年、出場機会の少ない選手の移籍を活性化する新制度の導入をNPBに要望している。
メジャーの「ルール5ドラフト」をモデルにしたもので、いわゆる「飼い殺し」を防ぐことが目的だ。
阪神は、自らの手に負えなくなった「才能」を、このまま二軍で腐らせるつもりなのか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00000016-nkgendai-base
4/18(木) 9:26配信
引用元: ・【野球】パ球団トレード打診も…阪神は藤浪を“飼い殺し”にするのか
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