2019年4月24日水曜日

【ゲンダイ】阪神、直面する高校球児からの総スカン

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1: 風吹けば名無し 2019/04/23(火) 09:48:01.70 ID:vgvzmhfv0
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000017-nkgendai-base
 平成最後の“伝統の一戦”は、絶望だけを残して幕を閉じた。

 阪神が本拠地・甲子園で行われた21日の巨人戦で2試合連続の零封負けを喫して3連敗。単独最下位に転落した矢野燿大監督(50)は「監督としてのオレの責任は大きい」と自分を責めた。

 四回に遊撃・木浪の野選に二塁・糸原の悪送球が絡んで先制点を献上すると、五回には攻撃でもミスが出た。1死二塁と同点の好機をつくりながら、二塁走者の陽川が木浪の投ゴロで飛び出した揚げ句に挟殺プレーで憤死。九回に失った致命的な3点目も捕手・梅野の悪送球でピンチを広げ、最後はドリスの暴投によるものだった。

2: 風吹けば名無し 2019/04/23(火) 09:48:25.76 ID:vgvzmhfv0
■288人中たった30人

 不甲斐ない試合を繰り返せば、ソッポを向くのはファンだけではない。2005年以来、13年間も優勝から遠ざかり、昨季は17年ぶりの最下位に沈んだ阪神は今、アマチュアのドラフト候補生からも、見向きもされなくなりつつある。

 先日の春のセンバツ甲子園を特集したベースボール・マガジン社の別冊春季号を見れば、危機的な現実がよくわかる。出場32校のベンチ入り全選手にさまざまなアンケートをとっているのだが、「好きな球団」という設問に「阪神」と答えた選手はごくわずか。
各校のレギュラー9人、計288人を調べただけでも、たった30人しかいないのだ。お膝元の関西圏から出場した6校のレギュラー選手を見ても、阪神を好きな球団に挙げたのは、54人中14人だけだった。ちなみに、今秋ドラフトで上位指名が確実視され、投手の「高校四天王」と言われる奥川恭伸(石川・星稜)は楽天、及川雅貴(神奈川・横浜)はロッテと答えた。

3: 風吹けば名無し 2019/04/23(火) 09:48:45.89 ID:vgvzmhfv0
 言うまでもなく、プロ野球の球団にとってドラフトはチームづくりの根幹を成すもの。アマチュア選手からの不人気は死活問題になる。メディアは“伝統の一戦”などと巨人―阪神戦を特別視するが、高校球児にとっては過去の遺物になりつつあるのではないか。

 そんなアマチュア選手の阪神離れの原因を、元球団社長の野崎勝義氏がこう看破する。

4: 風吹けば名無し 2019/04/23(火) 09:49:06.07 ID:vgvzmhfv0
「最たる原因は育成がヘタという点でしょう。いい例が藤浪(晋太郎=25)です。入団から3年連続で2ケタ勝った逸材を、きちんと育てられない。育てるというよりチヤホヤして、甘やかしたように思う。いまの高校生は、あれだけの選手でも潰されてしまう、と感じてますよ。
トレードで他球団に移籍した選手が新天地で活躍するケースが多いのも、阪神では実力が伸びないからでしょう。榎田(現西武)しかり、赤松(現広島)しかり、高浜(現ロッテ)しかりです。しばらく自前の4番打者が育たないことも含め、これは親会社やフロント、つまり球団の組織や風土に問題があるからです。
監督を代えてどうにかなる問題ではありません。連れてきた監督に丸投げ、フロントが責任を取らないというスタンスではチームは変わりません。フロントが優秀なスカウトやコーチを他球団から連れてくるとか、現場と一体になって監督をバックアップしないと。勝てないから監督を代え、あとは監督任せというのでは、いつになってもいい選手は育たないと思いますね」

5: 風吹けば名無し 2019/04/23(火) 09:49:16.77 ID:vgvzmhfv0
 まったくだ。高校生としては史上最速の163キロをマークし、メジャーからも「世界一の高校生右腕」と注目される佐々木朗希(岩手・大船渡)も阪神からの熱視線は複雑ではないか。いずれにしろ、今年も最下位に沈むようなら、令和の世では“伝統の一戦”など死語になる。

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